温かい家族団らんのために!キッチンのリフォームについて、注意点や事例などを紹介します。
キッチンは「女性のお城」とも言われ、毎日料理を作る大切な場所です。
いつでも清潔・整頓しておきたいのはもちろんのこと、早めのメインテナンスをすることで、きれいな状態のまま長く使うことができます。
水道や食器洗い機、ガスレンジなどの機器の点検は5~10年ごと、キッチン全体は15年~20年がひとつの目安と言われています。
汚れや腐食が目立ってきた、排水溝が詰まりやすくなった、機器が故障しやすくなった…などといったことがあれば、まさしくリフォームのタイミング。
また、家族構成が変わったり、ライフスタイルの変化をきっかけに、新しいキッチンに取り換えることも多いそうです。
そのときに収納やスペース面を効率化することで、より使いやすく快適な毎日が送れると言えます。
キッチンをリフォームする際の希望として、人気が高いのが以下の3点。
掃除のしやすさは、キッチンの清潔を保つうえでとても重要なポイント。油汚れや焦げ付き、さび、カビなどに強く、さっと拭くだけでとれやすい、ステンレス素材や大理石のキッチンがおススメです。
収納については、おもに台所に立つ人の、目線から膝下くらいまでの高さのスペースに、なるべくたくさんの収納が付いているものがおススメ。
あまり高すぎたり、奥行きが深すぎたりしても出し入れが面倒なので、使いづらいという声が聞かれます。また、ゴミ箱スペースや冷蔵庫のスペースを取るのも忘れずに。
また近年では、キッチンをリビング・ダイニングとつなげたオープン型キッチンや、リビングに向かって調理ができるカウンター型キッチン(アイランド型キッチン)に人気が集まっています。
一方で、食糧庫を作ったり、お風呂場や洗面所とドアでつなげたい場合には、独立型キッチンのほうが便利な場合もあります。
■手元を隠しつつ開放的なキッチン
キッチンユニット(ヤマハリビングテック/ベリー)/約450万円
開放的なセミオープンのキッチン。年数がたち、ものがあふれていたスペースを、間取りはそのままに収納たっぷりでスッキリした印象のキッチンに取り換え。白とダークブラウンを取り交ぜてシックな印象になりました。
■収納を考えた真っ白なキッチン
キッチンユニット(クリナップ/クリンレディ)/約75万円
まだまだきれいなキッチンでしたが、収納面と、ダイニングの広さを取りたいということで、最新式のシステムキッチンに。ステンレス製でお手入れも楽々、さびやカビにも強く、きれいな状態で長持ちが期待できます。